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占星学を使った未来予測を理解する  

デイビッド・ボルトン

 

  
 

占星学を使った未来予測に対する意見は普通2通りに分かれています。

「占星学(星占い)は必ずチェック。魔法のようによく当たる!」 ・・・占星学信者タイプ

占星学(星占い)なんていい加減なもの。あてにするだけ無駄」・・・・占星学批判者タイプ

が、どちらも占星学の「本当の」性質を勘違いしていることから生じる意見だと思うのです。ここで私は幾つかのわかりやすい例を挙げて占星学の真の価値とその限界について説明したいと思います。

 

E子は占星学のことは何も知らないOLですが、興味半分に評判のいい星占い師(占星学者)へ行ってみます。占星学者は彼女の出生チャート(ホロスコープ)と今月の天体の位置(トランジット)を比べ、今週末に出会いがあり、その男性と付き合うことになるだろう・・と予測します。そしてその予測は的中します。E子は親友のS子に言います。「本当にすごく当たるの!星占い師の言う通りになったわ!魔法みたい。」

これを聞いて早速S子も同じ占星学者に予約を取ります。S子は「・・5月の末に希望しているような新しい仕事が見つかります・・」と言われます。彼女は、ある会社に転職を希望していて履歴書を送ったばかりだったので、これを聞いてすっかり安心し、その会社からの返事を待つことにします。・・が、5月が過ぎてもその会社からは返事が来ませんでした。S子はE子に「あんなのをすっかり信じていたなんて何てバカだったんだろう!星占いなんてあてにならないのよ!」と怒って報告します。

さて、どちらの女性の言い分が正しいでしょうか?E子の場合は当たって、S子の場合は外れたので、どちらの意見も正しいと思うかもしれませんが、私は最終的に彼女らが出した結論はどちらも間違っていると思います。どちらも占星学に対する偏見に基づいた意見であり、占星学(星占い)を信じている人と全くの批判者である人が共有している間違えなのです: 実は占星学は、将来に何が起こるかを正確に 言い当てることはできないのです。

占星学を信じている人も、批判者もここで「でも占星学は<未来に何が起こるかを当てる>と主張している」と言うかもしれません。確かに多くの星占い師は、あなたの未来を当てると言います。そして信者と批判者はここで意見が二分します。大切なのは、星占い師ができると「言う」ことと、本当に「できること」を区別することにあるのです。

これを聞いて驚く人もいるかもしれませんが(特に占星学者の口からこんなことが出るとは)、この分野の研究を25年以上してきて達した結論は

     −占星学は未来について細かい予測をすることはできない。

     −占星学によって未来の傾向を知ることはできる。

前者の「細かい予測」とは、「来週の火曜日、道を歩いている時に転び、左手首をぶつけて怪我をする」というような予測のことをいいます。私が知る限り、このような予測をする占星学者はいません。 普通、占星学者は「来週の火曜日に事故に遭う可能性があります。普段より注意してください。」というような言い方をするでしょう。勿論、これは細かい予測ではなく、むしろある占星学的な技術を使って出された「あるタイプの出来事が起こりうる可能性が高くなっている」という傾向を言っています。・・そしてこれが占星学の本当の力なのです。何が起こるかを ずばり予測するのでなく、「あるタイプ」の出来事が起こりうる可能性を読むことなのです。

将来何が起こるかをずばりと教えてくれるものだと考えていた人には残念な事実かもしれませんが、でもこれが逆に私たちに希望を持たせてくれるものだと 気が付きませんか。もし将来が決まっていて、それを正確に細かく予測することができたら生きていてなんの意味がありましょう?将来、嫌なことがあるとわかっていたらその日まで恐怖や不安と に耐えて生きなければならないし、いいことがあるとわかっていたら、何もせずに待って過ごしていればいいのです。驚く出来事、予想外のことなどはなくなり、人生は色あせてしまいます。

 

さて、今度はA子とB子に登場してもらい、二人の話をしましょう。上記で述べた「占星学の本当の力」がはっきりする例です。 

A子は恋人募集中の20代後半の女性です。彼女は土曜日に合コンへ行く予定でいます。そのために友達B子が働いているお洒落なお店で服を選んでもらうことにしました。B子に薦めてもらったワンピースを試着してみたA子は、鏡に映る自分を見て 大変満足です。「この服を着ると自分で言うのもなんだけど・・、スタイルも顔色も良く見えるし、いつもの私じゃないみたい!」B子もA子の変身ぶりにお世辞抜きに感心して「すごくステキ!今度の合コンでは絶対もてるわよ。」と言います。

ここでB子は、「絶対もてるわよ」と太鼓判を押しています。勿論、これは「絶対もてる」と予測したわけでも、保障したわけでもありません。A子もそれは承知です。でもA子は、このワンピース(結構な値段)を買います。彼女はバカなことをしているのでしょうか?・・いいえ。彼女は、このワンピースが相手を見つけてくれる保障とは思っていませんが、でも・・・、

ワンピースは彼女を魅力的に見せ、異性を惹き付ける可能性を高めるということを知っています。だから大金をはたいてもワンピースを買いたかったのは当然で す。本当に恋人が欲しいと思っているのなら、自分を美しく見せる服を着ていかないほうが変ですよね。

まだ土曜日になってませんので、A子が合コンでどうなるかはまだわかりません。でも彼女が合コンで特に注目を浴びなかった場合、B子にワンピースを付き返して「絶対もてると言ったのに嘘つき!」と怒るのは正当なことでしょうか?これはおかしいですよね。B子もワンピースを着ても注目を集めない可能性もあることは知っていたはずです。でも買ったのは、 着ていけば注目を集める可能性が高いと計算したからだったのです。

でも逆に、土曜日に理想の男性に会い、意気投合して付き合うことになったらB子に「これは魔法の洋服よ!理想の男性を引き付けた!すごいわー!」とまるでワンピースにご利益があると信じて疑わなかったら、これもおかしいですよね。冗談ならば別ですが。・・確かにワンピースは可能性を高めました。結果は、嬉しい驚きだったかもしれませんが、これは「魔法」でもなんでもありません。

占星学による予測も、「魔法」ではありません。実はA子が買ったワンピースにとてもよく似ています。本当の占星学者は、個人のホロスコープと天体の動き(トランジット)を比べ、いいこと 、あるいは悪いことが起こる可能性の高い時を言うことができます。例えば、こういうことが言えます。「今週の土曜日、トランジットの火星とあなたの出生チャート(ホロスコープ)にある金星がいいアスペクト(関係)をつくっています。更に、トランジット木星と出生チャートの火星もとてもいいです。この日、合コンやパーティへ行くと、出会いのチャンスがいつもより高くなっています。」

占星学者がこう言ったからといって、出会いは「 確実」ということではありません。ワンピースも「出会い」を保障することはできません。でも、その日の占星学的に非常にポジティヴな傾向が土曜日の出会いの可能性をいつもより高めている、と 言っていることは今までの例を読んできてわかりますね。もしA子が、今晩の合コンへ行くか、土曜日の合コンにするか迷っているとしたら、この占星学者はすぐ「土曜日にしなさい。その日の方がチャンスが高いから。」と言うでしょう。

何度も言いますが、新しいワンピースも占星学的なポジティヴな傾向が、土曜日の出会いを「保障」はしているわけではありません。でもどちらも「可能性を高め」 ています。占星学者へ相談しに行くのも、占星学ソフトを使って天体の動き(トランジット)と自分のホロスコープの関係を追っていくのも、未来にどのような傾向 があるかを知るための手段なのです。

 

占星学は未来の悪い傾向も指し示すことができますが、今度はその例を見てみましょう。  

占星学者はY男に7月の23日から25日に占星学的な悪い傾向が重なっていて「事故に遭う」可能性がこの期間は高まっている、と言います。ですから、Y男に「いつもより車の運転は慎重に。長距離運転は避けた方がいいでしょう。」と助言します。事故に遭うのは避けられないと言っているわけではありません。ただ可能性がいつもより高くなっていると言っているだけです。

Y男はこれを聞いて恐れおののく必要はありません。占星学的な悪い傾向は人生の中で頻繁に現れ、私達は普段それを知らずに過ごしています。 そんな期間中に実際、大きな事故に遭う時もあるかもしれませんが、そんなことは稀です。普通より「危ない」時はあっても、それが必ずしも事故となって表れるとは限りません。

でもだからと言って、占星学者が助言したことを「あほらしい」と一笑してしまってもいいものでしょうか。それは賢い行為とは思えません。

その理由は、次の話で・・。 

 

日常生活で、占星学による「予測」よりももっと一般的に受け入れられている「予測」の類があります。それは、何でしょう?・・そうです。天気予報です。

ある日の天気予報で、明日「道路凍結の恐れがある」と注意を呼びかけています。今晩雨が強く降り、その後気温が下がるので、翌日は道路が氷で覆われるだろうということです。 スリップ事故多発の恐れがありますから、細心の注意が必要だと言っています。

山田太郎は明日車で仕事へ行くことになっていますから、天気予報を真剣に聞いています。事故多発の恐れがあると聞いて自分が事故に遭うかもしれない!とパニックし 、遺書を書き始め るような反応はしません。・・彼は運転することが危険を伴うと知っています。氷が張っているのなら当然です。でも同時に、いつもより気を付けて運転をすれば大丈夫であることも知っています。それでも事故に遭ってしまったら運が悪かったと諦めるしかない、と思います。誰が事故に遭ってもおかしくない状況ですから・・。彼は天気予報を注意して聞き、できるだけ情報を集めて状況を把握していた方がいいと思います。

この状況は、占星学的な「危険信号」と全く同じです。占星学者が「天体の位置が悪いです。事故の可能性があります」と言った場合、事故の可能性を高める要素が存在していると言うことを意味しています。これらの要素とは、占星学では、ある期間内の天体の位置が、 個人の出生チャート(ホロスコープ)と悪い角度(アスペクト)を作っているということです。天気予報で「道路の凍結」がこれに当たるわけです。占星学でも天気予報でも、注意をよく聞いておく方がいいに決まっていますが、それで死ぬほど心配する必要はありません。

今度は、これとは全く逆の状況を考えてもう少し明確にしてみましょう。

今、夏の真っ只中だとします。勿論、道路が凍結する恐れなどありません。が、これは事故が全く起きないということを保障しているわけではありません。色々な理由で(酔っ払い運転や、信号無視・・など)事故を起こしたり、巻き込まれたりする可能性があります。  でも、いつでも事故の可能性はあるといって2月の天気予報の「道路凍結」予想は無駄な忠告だ言えるでしょうか?いいえ、「道路凍結」予想は、事故の可能性の増加を忠告しているのですから、注意を促すのは必要なことだといえるでしょう。  

占星学も同じです。ある期間の天体の位置とあなたの出生チャートを調べて悪い傾向(テンス・アスペクト)がなくても、その時期に悪いことが起こることもあります。逆に、悪い傾向があるからと言って、いいことがないと言うわけでも ありません。 でも占星学者が言っていることは、ある期間は、他の時と比べて悪いあるいは良いことが起こる可能性が 増大しているということなのです。  

占星学による予測の本当の力は可能性の増大している時を示し、それがいい傾向ならばその時を最大に活かせるように、悪い傾向があるならば、いつもより慎重になって損害や障害を避けられるような行動をとるように、ヒントを与えることにあるのです。

ここまで読んでくると、真面目な占星学による未来の傾向 の仕組みには何も謎はないことがわかるでしょう。(真面目な占星学というのは、個人の出生チャートを使って見るもので、それを必要としない新聞や雑誌の「星占い」のことではありません。)信頼のおける占星学者に「いい」時と「悪い」時を教えてもらうのもいいですし、オムニサイクルズを使って見たい期間(分単位〜年単位)における恋愛、仕事、金運・・・など色々なテーマ別に手軽に自分で調べることもできます。この占星学ソフトは高度精密な技術を使っているのに操作が非常に簡単です。

占星学を使って、自分の運勢の上がり下がりを追っていくと、色々な状況において非常に有利だということがわかります。 各個人と宇宙の力が密接に繋がっているという こと・・こんな不思議で素晴らしいこと も実感するでしょう。

 

   

© 2004, David Bolton.